ライアーは思想家ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)の思想に基づき、弟子のエドモント・プラハト(音楽家)とローター・ゲルトナー(彫刻家)によって1926年に創られた楽器です。
治療教育のために創られ、現在は音楽療法でも使われています。
その原型となる弦楽器は古代メソポタミアやエジプト文明にリラ(Lyre)という竪琴として存在し、ギリシャ神話の神々や天使が持つ楽器として知られています。
*竪琴*
天使やギリシャ神話の神々が持つ絵に描かれている小さなハープで、物語の中だけではなく実際に存在していました。エジプトの壁画にも絵が残されています。大昔の人々はこのような素朴な楽器の周りに集まり耳を傾けて音楽を楽しんだそうです。
ライアーは、静けさを持って一音を聞くことの大切さを思い出せてくれる楽器として創造されました。また、その響きによって癒されるという声も多数聞かれます。
この透明で純粋な音色は現代人の心に深く浸みわたり、これからの時代に必要とされる楽器となる事でしょう!